REPTによる見学説明会の取りやめ
当会では、皆さまの活動の参考となることを期して、市民が作り上げた『宝塚すみれ発電所』の見学会を開催してまいりました。しかしながら、日本版FIT「再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度」が導入されてから12年以上が経ち、諸条件の変化が甚だしく、これからの敷設の先駆例としては相応しくない状況に至りました。また、すでに日本全国には800以上の市民発電所が作られたことから、時代は次のフェーズに入ったと考えられます。当会としては、『宝塚すみれ発電所』の見学説明会は一応の役割を果たしたと考え、今後は見学会は行わず、他方面の活動に注力することといたします。
これからの市民発電所は、地域力を高め、地域に寄り添うことを目指さなければなりません。特に営農継続のための切り札・ソーラーシェアリングは持続可能な農業をサポートし、担い手の育成、6次産業化、更には将来訪れるスマート農業の基盤となることが期待されます。
当会とも協働関係にある「西谷ソーラーシェアリング協会」は、営農継続型発電所の発展に尽力され、見学会を実施しておられます。市民発電所見学を希望される方は「西谷ソーラーシェアリング協会」へのアクセスを推奨します。