近年、一次産業の衰退は深刻な問題であり、特に酪農家は激減しています。 酪農を支える方法のひとつとして、譲り受けた中古太陽光パネルを自家消費用に乳業会社の屋根に取り 付け、これまでより安い電力料金設定の実現と、環境配慮による牛乳のブランド力アップの試みを丹波で すでに始めています。
今回、もう一歩進めて、安心して酪農が続けられるように、廃棄物(家畜の糞尿・食品残渣など)を発 電や熱源エネルギーとして有効活用するバイオマスエネルギーについて、多角的な視野から検討するシン ポジウムを計画しました。
第1部では、すでに北海道で多くのバイオガス発電所を立ち上げてこられた菊池さんや、事業を興し継 続していくために重要な資金に通暁する澤上さんのお話を聞き、第2部ではおふたりに、一般社団法人み んなの低温殺菌牛乳協会理事長・丹波乳業株式会社社長・REPT が加わり、それぞれがどのように力を出し、 協力し合えるかをディスカッションします。
遠方ですが、ご参加ください!
バイオマスエネルギーシンポジウム バイオマスエネルギーで 『資源とお金』を地域で回す
■日時 2016年7月16日(土)13:00~16:00 |
【第1部】 講演
「地域におけるバイオマスエネルギーとは?」
菊池 貞雄さん(北海道バイオマスリサーチ株式会社代表取締役)
「地域資源と経済をまわすということ」
澤上 篤人さん(さわかみ投資株式会社取締役会長)
【第2部】 パネルディスカッション
「これからは地域!エネルギー資源とお金を活かす」