フクシマを核の終わりの始まりに

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福島と関西をむすんで 009_R2月24日、宝塚市立男女共同参画センターにて、「~フクシマと関西を結んで~食と農業と原発を考える」という講演会が開かれました。こちらは「原発の危険性を考える宝塚の会」が主催団体のひとつとして加わっています。

講師は飯舘村から福島市に避難しておられる、渡邉とみ子さん。自ら被災者でありながら、飯舘村で改良してきた作物の種を絶やすまいと福島市内に土地を借りて農業を続けておられます。

「かーちゃんの力」プロジェクトを立ち上げ、避難者であっても前を向いて生きていきたいと地域に発信しておられます。

「生きる」という根源には食があり、農というもの、そしてエネルギー問題が切っても切れない関係にあります。

フクシマを決して忘れることなく、被災された方たちに寄り添いながら未来のエネルギーについて考えていく、そういう機会も必要なのだと考えた一日でした。

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